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工事前のダイニングキッチン今回は写真正面の耐震改修工事と合わせて、キッチンの交換工事を行います。府中市の耐震改修等助成事業対象要件のひとつが、昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅です。そのため、キッチンや浴室など設備が古くなっている場合が多く、同時に設備交換工事させて頂くケースがあります。
基礎補強耐震改修箇所を解体後、基礎補強をします。既存の基礎は、無筋コンクリート造布基礎の場合が多いです。柱脚接合部補強金物を取付・配筋後、基礎の増し打ちをします。
筋違い45×90のたすき掛け柱と柱の間に斜めに入っている部材が筋違いです。配置、斜めの向き、片方又は両方(たすき掛け)等、設計事務所様がバランスを取って計算書を作成してくれます。
筋違い固定用の接合部金物と土台・柱の接合金物引張力がかかった場合に抜けてしまうのを防ぎます。
構造用合板貼り厚さ9㎜以上の構造用合板を土台・柱・梁・間柱に釘打ち耐力壁とします。
構造用合板は、N50釘を150㎜以内の間隔で釘打ち。施工後にスケールをあてて必ず確認します。
和室押入、筋違い45×90のたすき掛け今回、和室は押入の中だけを壊して耐震補強をしました。
構造用合板貼り後、押入内部に中段を取付します。
工事後の和室押入クロス貼り仕上です。この後、襖を戻して、掃除して、完成です。
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